超危険グリホサート
農民連食品センターが調査した小麦を使用した食品、パン・パスタなど15品中
11品から除草剤(グリホサート)が検出されました。
グリホサートの危険性について、説明します。
グリホサートとは
グリホサートとは1970年、アメリカモンサント社が開発した除草剤の主成分です。
EU圏では使用禁止されていて、オーストラリア・フランスでは販売禁止をしています。
グリホサートが検出されたメーカー
山崎製パン株式会社・マルジュー・フジパン株式会社・株式会社神戸屋・敷島製パン株式会社
なぜ食品からグリホサートが検出されたのか
本来であれば雑草に撒く除草剤。
作業効率を上げるために収穫前の小麦に直接除草剤をかけています。
そのため桁違いの除草剤(グリホサート)が検出されました。
グリホサートの危険性
まず第一に発がん性がとても高いことです。
WHOの専門組織IARC(ガン国際機関)
が2015年に人間に対してグリホサートが
発がんする危険があると発表しました。また米国ではラウンドアップ(主成分・グリホサート)で癌を発症したとし、1万8千件を超える訴訟が起こされ、すでに3件の裁判では患者が勝訴しています。
子供へのダメージが大きい
子供の発達障害や脳への影響も深刻な問題です。
グリホサートは植物や細菌に特有な代謝系を阻害して、腸内細菌のバランスを崩し、脳で重要なグルタミン酸受容体に作用して自閉症など発達障害の要因となる可能性が懸念されています。
また米国の研究では、グリホサートは自閉症のリスクを上げるとして報告されています。
世代を超えた影響も
動物実験で、グリホサートはネズミの生殖細胞の遺伝子の機能調節に異変をおこし、それが引き継がれ次々世代以降に腫瘍や生殖器の異常が多発しました。別の動物実験でも発育不良が確認されました。動物で起こることは人間でも起こると考えられます。今の自分に影響がなくても、将来の子供たちに健康障害が起こる可能性があります。
海外のグリホサートへの対応
EU圏ではグリホサートの販売を禁止しています。それに対して敗戦国日本はラウンドアップの売れ残りをアメリカに押し付けられる形で、ラウンドアップの規制を緩和して、現在も販売を続けています。
まとめ
今回は除草剤(グリホサート)について簡潔にまとめてみました。
知らず知らずに口にしていたものが健康を害するものであり、次の世代に影響が出る可能性があるとわかると知ってしまうととても怖いですよね。。。
パン・パスタはたまに食べる嗜好品にしましょう!
今後も健康を脅かすような情報を発信していきます。